【老眼VSメダカ】オスとメスの見分け方?理論は完璧ですが「目」が追いつきません
日本メダカ飼育研究所、所長です。
春の繁殖シーズンに向け、避けては通れないミッションがあります。
それは「オスとメスの選別(ペアリング)」です。
初心者の皆さん。教科書にはこう書いてありますよね?
「ヒレの形を見れば簡単です」と。
今日は、その「簡単」という言葉が、我々40代オーバーの研究員にとっていかに「残酷な嘘」であるかを解説します。
教科書的な見分け方(理論編)
まずは建前(理論)から。メダカのオスメスは、主に2つのヒレで見分けます。
1. 背ビレ(背中のヒレ)
* オス:切り込み(スリット)が入っている。
* メス:なめらかで丸い。
2. 尻ビレ(お腹のヒレ)
* オス:大きくて平行四辺形。
* メス:小さくて三角形に近い。
なるほど、論理的です。
「背ビレに切れ込みがあればオス」。非常に明確な定義です。
しかし、現場(ベランダ)では全く別の現象が起きます。
現場のリアル(実践編)
意気揚々と網でメダカをすくい、透明なケースに入れます。
さあ、背ビレのチェックだ!
メダカ:「シュンッ!(超高速移動)」
私:「早すぎる……」
動体視力が追いつきません。
ようやく止まってくれた!今だ、背ビレを見ろ!
私:「……見えん」
そう。悲しいかな、40代の私の「光学レンズ(水晶体)」は、数ミリの魚のヒレに入った「さらにミクロな切れ込み」になど、ピントが合わないのです。
ただの「銀色のぼやけた光」にしか見えません。
「スリットがあるかないか」以前に、「そこにヒレがあるかどうか」すら怪しいレベルです。
救世主:文明の利器(スマホ)
ここで私は、研究者として現代テクノロジーを投入します。
「スマホのカメラ(最大ズーム)」です。
1. メダカを横見ケースに入れる。
2. スマホを構え、限界まで拡大する。
3. 震える手でシャッターを切る。
4. 画像フォルダを開き、さらにピンチアウト(拡大)する。
私:「あ!!切れ込みがある!!オスだ!!」
これぞ「デジタル・マクロ・解析(ただの写真)」。
肉眼で戦おうとしてはいけません。我々には文明があります。
妻という名の高性能スキャナー
私がスマホと格闘している横で、通りがかりの妻がケースを覗き込みました。
妻:「あ、それオスだよ」(秒答)
私:「えっ、なんでわかるの?スマホも使わずに?」
妻:「え、普通に見えるけど。ヒレギザギザしてるじゃん」
……どうやら我が研究所には、私より遥かに高性能な「バイオ・スキャナー(若き日の視力)」を搭載した監査役がいるようです。
悔しいですが、最終確認は妻にお願いすることにしました。
結論
初心者の皆さん。メダカのオスメス判別で最も必要なもの。
それは知識ではありません。
「横から見える透明なケース」と「拡大鏡(またはスマホ)」。
そして、素直に「若い人の目」を借りる勇気です。
無理して目視で頑張ると、目がしばしばしてその後の仕事に支障が出るので注意しましょう。


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