【英才教育】宿題に悩む我が子へ放った一言。「ネタがない? 目の前にメダカがいるだろう!」
日本メダカ飼育研究所、所長です。
週末、小学生の我が子が頭を抱えていました。
学校の宿題である「自主学習ノート(自学ノート)」。自分の好きなテーマを決めてノートにまとめるという、自由度が高いゆえに「ネタ切れ」を起こしやすい難問です。
「パパ、書くことが何もないよ……」
その弱音を聞いた瞬間、私の研究者魂に火がつきました。
「灯台下暗し」の解決策
私は、悩める我が子の肩を叩き、ベランダの方を指差して言いました。
「……見えるか。あそこに、8品種もの『生きた教材』が並んでいるだろう」
そう、わざわざ図書館に行かなくても、ネットで検索しなくても、我が家には「日本メダカ飼育研究所」という名の生きたライブラリがあるのです。
文明の利器を使いこなす「二代目」
息子は納得したようで、さっそく観察を始めました。
しかし、元気に泳ぎ回るメダカを写生するのは至難の業です。
そこで彼が手にしたのは、私の愛機(スマホ)でした。
以前、私が「老眼対策」として編み出した「ズーム撮影によるマクロ解析」という文明の利器を、彼はごく自然に使いこなしました。
「止まってくれないから、写真で撮ってから描くね」
……合理的な判断です。その柔軟な思考、まさに研究者の素質があります。
努力の結晶、そして「シール」の報酬
彼が一生懸命ノートにまとめたのは、「オスとメスの違い」。
背ビレの切れ込みや、尻ビレの形。スマホの画像を拡大しながら、細部まで丁寧に描き込んでいました。
月曜日。学校から帰ってきた息子の顔は晴れやかでした。
「パパ! 先生に褒められた! シールもらえたよ!」
よくできた自学ノートにだけ与えられるという、栄光のシール。
メダカを観察し、その特徴を自分の手でまとめた努力が、目に見える形で報われた瞬間でした。
研究所の跡継ぎ問題
「よし、来週もメダカでいこうか。まだ7品種残ってるしな!」
と調子に乗って提案したのですが、息子は少し複雑な顔をしています。
毎週メダカのことばかり書いていると、学校で「メダカ博士」というあだ名が定着してしまい、友達から少し浮いてしまうのではないか……という、小学生なりの社会性を発揮したようです。
確かに、二代目が「メダカ一筋」で苦労するのも不本意です。
今回の「自学ノート事件」を通じて、彼の中に「観察する楽しさ」が芽生えただけで、所長としては十分。
「メダカ博士」への道は、気が向いた時にまた一歩進めばいい。
今夜は、シールをもらったご褒美に、親子でみゆきメダカにエサをあげることにします。


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