【SDGs研究所】期限切れの備蓄水が、「社長室」で第二の人生を歩み始めた話
日本メダカ飼育研究所、所長です。
地震大国・日本。地方で大きな地震が起きるたび、私たちは「備え」の大切さを痛感させられます。
我が家でも、当然ながら家族を守るための食料や水を一定数蓄えています。
しかし、備蓄品には避けては通れない「宿命」があります。
……そう、賞味期限(消費期限)の到来です。
2リットルの壁:水は「食べる」より「飲む」のが辛い
カップ麺などは、期限が近づけば「今日の昼ごはんにしよう」と楽しく消費できます。
しかし、困るのが「水」です。
2リットルのペットボトル。
これを期限内に、しかも料理以外でただひたすらに飲み干すのは、なかなかの重労働です。
かといって、捨てるのはあまりにも忍びない……。
そこで私は、我が研究所の最深部、「社長室」に保管されていた期限切れのペットボトル軍団に、ある指令を下しました。
研究所への「緊急投入」
期限が切れたとはいえ、元は清浄な水。
私はこれを、冬の乾燥で水位が下がったメダカたちの水槽へ、「足し水」としてチョロっと投入することにしました。
わざわざバケツでカルキを抜く手間も省け、メダカたちも心なしか「お、新しい水か?」と嬉しそう。
これぞ、究極の「資産の有効活用(ポートフォリオの再編)」です。
ペットボトルの「第二の人生」
物語はこれだけでは終わりません。
中身が空になった2リットルのペットボトル。普通ならリサイクルゴミとして捨てられる運命ですが、当研究所では「新たな辞令」が下されます。
「貴殿を、ミジンコ栽培場(ナーサリー)に任命する」
社長室の片隅、スマートタップに制御された育成ライトの下で、空きボトルは立派なミジンコ養殖容器へと生まれ変わりました。
コンパクトで場所を取らず、観察もしやすい。
まさに、ゴミを資源に変える「サステナブル・ミジンコ・イノベーション」の実現です。
結論
「災害への備え」を、ただのコストで終わらせない。
期限が切れたらメダカに分け、空いた容器でミジンコを育てる。
これこそが、令和の時代に求められる「研究所スタイル」の防災術ではないでしょうか。
妻からは「いつまでも古いペットボトルを部屋に置いておかないで」とチェックが入りますが、私は胸を張って答えます。
「これはゴミじゃない。我が研究所の『循環型生産ライン』なんだ」と。
皆さんの家の「社長室(備蓄庫)」に、眠っている水はありませんか?
それは、メダカとミジンコにとっての、輝かしい「新天地」かもしれませんよ。


コメント