【新年の野望】一匹の「奇跡」から家系を築く。ダルマメダカ生産計画(ただし性別は不明)
日本メダカ飼育研究所、所長です。
ついに当ブログも第20話を迎えました。記念すべき今回のテーマは、私の今年の「もう一つの大きな目標」についてです。
それは、我が研究所に舞い降りた一匹の天使、「ダルマメダカ」の固定化です。
突然変異の贈り物
去年、我が研究所のエースである「みゆきメダカ」の群れの中に、異彩を放つ子が生まれました。
他の子たちがシュッとスマートに泳ぐ中、一匹だけ、体が極端に短く、コロコロとしたフォルムで一生懸命に泳ぐ子がいたのです。
それが、ダルマメダカ。
その姿は、例えるなら「短足のワンちゃん」のような、なんとも言えない愛くるしさ。
「なんて可愛いんだ……」と、49歳の所長は一瞬で心を奪われてしまいました。
あえて「いばらの道」を選ぶ
ダルマメダカを増やしたいなら、お店でペアを買ってくるのが一番手っ取り早いでしょう。
しかし、私はあえて「いばらの道」を選びます。
「我が家で生まれた、この一匹から代々つないでいきたい」
これこそが、研究所としてのプライドです。この子の血を引き継いだ「みゆきダルマ軍団」をベランダに築き上げること。それが私の今年のミッションです。
立ちはだかる「究極の判別不能」
しかし、計画はスタート直後から暗礁に乗り上げています。
当研究所の積年の課題である「オス・メスの見分けがつかない問題」です。
普通のメダカでさえ老眼と格闘している私にとって、体が丸くてヒレの形がさらに分かりにくいダルマメダカの性別判定は、もはや「無理ゲー」に近い。
「君は男の子なのかい? それとも女の子なのかい?」
水槽越しに問いかけますが、返ってくるのは可愛らしいピコピコとした泳ぎだけ。
もし男の子なら、普通の「みゆき」の女の子と。
もし女の子なら、普通の「みゆき」の男の子と。
まずはそこからペアリングを始めなければならないのですが、最初の一歩が踏み出せません。
救世主(助手)の出番か
ここはやはり、シールをもらって意気揚々としている「研究助手(息子)」の鋭い視力に頼るしかなさそうです。
彼にスマホでマクロ撮影をしてもらい、その画像をさらに拡大して解析する。
この「デジタル・ダルマ・鑑定」こそが、計画完遂の鍵となります。
結論
一匹の奇跡から、新しい命の流れを作る。
これほど贅沢な遊び(研究)が他にあるでしょうか。
たとえ私の目には「ただの光る丸い粒」にしか見えなくても、助手と文明の利器(スマホ)の力を借りて、必ずや「ダルマの帝国」を築いてみせます。
春、水温が上がったその時。
私の「鑑定」が合っているか、それともまた「おっさん同士の友情」を見守ることになるのか。
結果はまた、このブログでご報告します。

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