【要塞化】マンションのベランダに迫る「黒い影」。研究所の対空防衛システム構築記録
日本メダカ飼育研究所、所長です。
我が研究所はマンションのベランダに位置しており、地上を歩く「猫」という脅威からは隔離された安全な聖域(セーフヘイブン)である……。
そう信じていた時期が、私にもありました。
しかし、自然界のハンターは「三次元」からやってきたのです。
事件発生:消えたエースたち
ある朝、日課の点検を行っていた私は、水槽の異変に気づきました。
昨日まで元気に泳いでいた「みゆきメダカ」の数がおかしい。
さらに、水槽の周りには不自然な水しぶきの跡と、一枚の「黒い羽」。
「……空撮(空襲)だ」
そう、マンションのベランダという高所であっても、カラスやヒヨドリといった「空の精鋭部隊」にとっては、絶好の給餌ポイントに過ぎなかったのです。
特に、キラキラと輝く「みゆき」や「サンシャイン」は、上空から見ると「動くターゲット(標的)」として目立ちすぎていたのかもしれません。
研究所の対空防衛策(ADMS)の策定
このままでは、おじちゃんから託された大切な資産が全て「鳥の胃袋」に吸い込まれてしまいます。
私は即座に、以下の防衛ガイドラインを策定しました。
1. 物理障壁の設置(ネット・網)
* 水槽の上部に、鳥のクチバシを通さない細かいネットを張る。
2. カモフラージュ(すだれ)
* 上空からの視認性を下げるため、和風の「すだれ」を導入する。
3. 早期警戒システムの構築
* ……これは私がベランダを頻繁にパトロールするだけですが。
景観(美観)を巡る内部紛争
ここで、最大の障壁が立ちはだかりました。
研究所の「景観維持」に厳しい、妻という名の監査役です。
妻:「ちょっと、何その真っ黒な網。ベランダがゴミ捨て場みたいに見えるんだけど……」
私:「これは防衛用ネットだ。メダカを救うための不可避な防衛設備なんだ!」
「リビングをインテリアで飾る」と約束したばかりの私にとって、ベランダを「カラス除けネット」で要塞化するのは、審美的な観点から強い抵抗を受けました。
妥協点:スタイリッシュな防衛
最終的に、私は「専用の防鳥ネット」と、見た目も涼しげな「すだれ」を組み合わせることで、なんとか妻の許可を取り付けました。
一見すると「夏を先取りした粋なベランダ」ですが、その下には鉄壁の防守が敷かれています。
今、私の水槽には黒い網がかかっています。
メダカたちの姿は少し見えにくくなりましたが、その代わり、彼らが突然姿を消す恐怖からは解放されました。
結論
マンション飼育だからといって、油断は禁物です。
鳥たちは、あなたの「キラキラした宝物」を、上空から虎視眈々と狙っています。
「うちは高い階だから大丈夫」という思い込みは、投資における「絶対儲かる」という言葉と同じくらい危険です。
大切なメダカを守るために、早めの「防衛投資」をおすすめします。


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